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ただ、ありがとうって <4月13日>

2021.04.13

 12日、マスターズ制覇という松山英樹プロゴルファーの快挙を伝えるニュースで持ち切りでした。

 そんな中、13日ゴルフダイジェスト・オンラインは『松山英樹の優勝直後、コースへの“一礼”が世界的な話題を呼んでいる早藤将太キャディは12日、当時の心境について「特別な感情はありませんでした。ありがとうございました、ただそれだけでした」と振り返った。』とはじまる記事を配信しました。

 記事は『最終ホールのピン(旗ざお)からフラッグを外して優勝者が記念にするのはプロゴルフ競技での“恒例行事”。早藤キャディは黄色い旗を外してピンをカップに挿した後、帽子を取ってコースに対し頭を下げた。

 この様子はSNSを中心に世界中に拡散され、米スポーツ専門局ESPNのTwitter動画は日本時間13日午前7時までに再生回数が140万回を突破、「リツイート」は1.1万件に上り、5万件の「いいね」が集まった。

 称賛コメントが海外から多く寄せられ、元世界ランキング1位のリー・ウェストウッド(イングランド)は「これまで目にしたゴルフ、スポーツにおいて、おそらく最も敬意があり、相応しいことだ。ヒデキ、彼のキャディ、そして日本は素晴らしかった」と投稿した。』と続いていました。

 記事によると、早藤将太キャディは松山選手の学生時代の2学年後輩で2019年からタッグを組んでいるとのことです。

 日本人が大切にしている礼節が、松山さんの偉業に花を添えたように思います。