新型コロナウイルスのワクチン接種が具体的になってきましたが、その安全性と有効性についてはいまだに不安に思っている人も多いという報道があります。

　そんな中、東京都で新たな感染者が１４７１人というニュースが流れた２１日、CNNが配信した記事は『米ファイザーやモデルナが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、変異種に対しても予防効果があることを裏付けたとする２つの研究結果が発表された。』と伝えています。

　東京都の感染者数は２１日で９日連続１０００人を上回るという、感染拡大が留まる様子が見えない中、ワクチン接種の具体的な情報は大きな期待になります。

　日本でも変異種の確認が報道され、感染拡大と共に変異種に対する不安も出てきた今日、ワクチンが「変異種にも有効」というニュースは大変心強く感じます。

　２月下旬から医療従事者の先行接種が始まり、３月中旬に医療従事者、３月末から４月で高齢者、その後基礎疾患のある方など政府の想定が具体的に示されるようになり、ワクチン接種の期待は高まります。

　しかし具体的になったといってもまだ１カ月以上先の事、とにかく人との接触を避け、手洗い、手指消毒、マスク着用など感染防止を徹底することが今の私たちには一番重要なことだと思います。