２６日共同通信は『田村憲久厚生労働相は２６日のNHK番組で、今月３０日を期限とする新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言の解除について「この状況でいけば実現できると思っている」と述べ、改めて可能性が高いと強調した。

　一方、感染対策と経済活動の両立に向けた行動制限緩和については「何もかもフルオープンで元の生活に戻るかというと、そこは段階的にやっていかざるを得ない」として、行動制限緩和の実証実験の結果を見ながら、制約を緩めていく考えを示した。

　田村氏は２４日の記者会見で「このまま（感染状況の）低下傾向が続けば、ほとんどのエリアで解除する基準に近づく」と話していた。』という記事を配信しました。

　２６日の東京都の新たな感染者数は２９９人、減少傾向が順調に続いていますが、専門家からはこれから感染症の流行する季節を迎え、気を引き締めなければいけないという発言の報道もあり、記事にあるように段階的に手順を踏みながら緩めていくというのが妥当だと思います。

　夏から始まった今回の感染の波、驚くほどの勢いで感染者が増加しそして今のように順調に減少していく、何かきつねにつままれているような気がします。

　解除に伴って、宣言中極めて厳しい状況におかれた業界を元気にすることが大事だと思いますが、３密回避、換気、マスク着用、手洗い励行など感染防止策の自助をしっかり行うことが重要ではないでしょうか。

　次の波を絶対に起こさないための行動が、長引くコロナ禍で疲弊した業界にとって回復の近道だと思います。