コロナ禍で外で飲む機会が減り、その分家でよく飲むようになったという方は多いのではないでしょうか。
私もその一人で、昨年の緊急事態宣言発出後は外で飲む機会が大変少なくなり、ほとんど毎日家で飲むようになりました。
飲食店で飲むときは、最初の1杯はビールで、あとはウイスキーか焼酎でしたが家ではウイスキーをソーダ割りで飲んでおり、4日の読売新聞編集手帳にウイスキーの文字を見つけ、読みました。
記事は『日本で初めてウイスキーを飲んだのは、幕末の1853年黒船来航時の一行がもてなした幕府側の役人、というのが有力な説であるらしい。』と始まっていました。
そして『熟成を辛抱強く待たなければならないウイスキーづくりは、日本人の気質とあっているのだろう。初の国産品は1929年に遡る。米英に比すれば新参だが、今世紀に入ると世界で最高賞が相次ぎ、海外の愛好家を虜にしている。』と続けていました。
そして4月からは「国内で蒸留」といったジャパニーズウイスキーの定義が明確化され、ラベルなどに順次反映されると記されていました。
記事にあるように今やジャパニーズウイスキーは世界中で大変な人気で、高級なものはなかなか手に入らなくなりました。
その分、サントリーやニッカという聞きなれた名前のウイスキー以外に国内の様々な蒸留所で造られたウイスキーがお店に並ぶようになったのも、日本のウイスキーが世界で注目されるようになった証のように思います。
いろいろなウイスキーで家飲みも結構ですが、そろそろ済々と外で飲める日が待ち遠しくなりました。