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来年初めのワクチン実用化も <4月1日>

2020.04.1

 テレビ、新聞、インターネットでは新型コロナウイルスの感染に関するニュースが中心で、明るい話題の無い日が続いています。

 そんな中、同じ新型コロナウイルス関連の内容ですが、期待の持てるニュースが3月31日時事通信から配信され1日の新聞にも掲載されていました。

 タイトルは『来年初めのワクチン実用化も 9月までに臨床試験 新型コロナで米社』です。

 記事は『米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は30日、新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験(治験)を9月までに始めると発表した。

 来年初めの緊急的な使用に備える構えだ。新型コロナの終息が見通せない中、世界の製薬会社がワクチンや治療薬の開発を急いでいる。

 J&Jは今年1月からワクチン開発に着手。通常の開発に比べ、「かなり早期」(同社)の実用化を目指す。今後、ワクチン10億回分以上を供給できる製造能力を整備する予定だ。

 J&Jはまた、米厚生省の生物医学先端研究開発局(BARDA)との提携の下、両者で新型コロナワクチン開発に10億ドル(約1080億円)以上を投じたと説明した。』と伝えています。

 ワクチンの開発に関して、日本では数年間を要するとの報道がありましたが、もし9月までの臨床試験が成功し来年初めから実用化できれば、それこそ世界中に対する朗報だと思います。

 ただ米国で開発されたワクチンがそのまま日本で使用できるかどうかは疑問が残りますが、新型コロナウイルスに関しては感染が拡大するという悪い傾向の報道ばかりの中で、希望の持てる話題には間違いないと思います。

 この開発が順調に進み、日本国内でも治療に使える日を大いに期待したいと思います。