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生活不活発化の恐れ <4月2日>

2020.04.2

 『新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の場合は自粛を求められていることから、外出を控える動きが広がっている。

 ところが高齢者の場合、家でじっとすることが別のリスクを招くこともあるという。高齢者医療の専門家らは、「なるべく動いて」と注意を促す。』と始まる記事が2日、産経新聞から配信されました。

 記事は『それまで外出していた高齢者が家の中で過ごす時間が長くなると、いわゆる「生活不活発化」とも呼ばれる心身機能の低下を招く恐れがあると専門家は言う。

 「長期間、家の中でじっと過ごすと身体活動量が減り、結果、筋肉が衰える。また血行も悪くなるなど、さまざまなリスクがある」と話すのは、東京都健康長寿医療センター研究所の北村明彦研究部長だ。

 特に下肢の筋肉が落ちやすく、やがて歩きにくさを感じたり、転倒しやすくなってしまう恐れがある。

 さらに北村さんが指摘するのは、心理面、認知機能面への影響だ。「動かないと食欲がなくなり、気力も落ちる。また人と話す機会も減ると、認知機能的にもよくない。(自粛ムードがおさまっても)以前のように外出したいと思えなくなる恐れもある」と指摘。

 「家の中でもできる限り動くようにしてほしい。また人混みを避けながら、近所の公園まで散歩するのもいいでしょう」と北村さんは話している。』と伝えています。

 確かに家にずっと居なければならないと思うと、精神的には何となく息苦しくストレスがたまり、体も動かす機会が少なくなると筋肉が衰えてくるのは当然だと思います。

 記事にあるように、人混みを避けながら散歩するとか家の中でできる運動をすることが重要だということは良く理解できます。

 テレビなどの報道では、昨今の感染者は高齢者より若い層の方が多いようですが、高齢者も適度な運動などで心身ともに鍛えてコロナウイルスに負けないように心がけることが大事、私も人混みを避けながら町内を歩こうと思っています。