私が世話人を務める円通寺観音堂の、境内にあるくすのきの伐採作業を、28日行いました。
このくすのきは、道路脇に植えられたものでしたが、大きくなるに従ってお堂の方に傾き始め、台風等昨今の大型化した自然災害時に倒木の可能性があるため、世話人はじめご近所の方からも不安の声が上がっていました。
長年親しんできた木であり、何とか維持できないかと危険を回避するため、何年かごとに剪定を行ってきましたが、かなりの巨木で剪定作業も費用がかさみ、世話人一同苦渋の選択でしたが、安全と経済性を考慮して伐採に踏み切り、28日に実施となりました。
朝から世話人有志が集まり酒や塩でお清めをし、植木屋さんの作業が始まりました。
大型のクレーンを使いながらの作業は手際よく進められましたが、それでも大きな木を安全に伐採する作業は、片付けも含めるとほぼ1日の作業となりました。
見慣れた木が無くなるというさみしいような気持ちと、これで台風が来ても大丈夫という安心感の複雑な思いで伐採の様子を見守りました。