東京都の新型コロナ感染者の爆発的増加について、夕方のTBSNEWSは『新型コロナウイルスについて、東京都はきょう新たに１２２３人の感染を発表しました。 先週の日曜日（８４人）と比べおよそ１５倍に増加。』と伝えました。

　同局は昨日も『新型コロナウイルスについて、東京都はきょう新たに１２２４人の感染を発表しました、１２００人を上回るのは去年９月１１日以来、およそ４か月ぶりです、先週の土曜日と比べ、およそ１５倍に増えています。』というニュースを伝えており、２日間共全く同じような状況となっています。

　しかも年代別に見れば両日とも２０代が５００人超、３０代が２００人超えで６５歳以上の高齢者は２日間とも５０～６０人台という少ない状況でした。

　この状況に、今後国や都が対策に乗り出すことと思いますが、これだけ年代の傾向がはっきりしていればピンポイントに近い有効な対策が打てるような気もしますが、現実は難しいのでしょうか。

　長引くコロナ禍で疲弊した経済、やっと元に戻すための活動がスタートした矢先であり、後戻りしたくないのは多くの方の望みだと思います。

　しかし医療現場の状況や人の命を考えたとき、このまま放置するわけにはいきません。

　２０代３０代の感染者が中心であるという実態と、これまで繰り返されてきた感染拡大の対応を基にすれば、どんな対策が有効なのか何を優先すべきかは見えてくるような気がします。