ブログBlog

New Entry

Category

再建へ第一歩 <3月23日>

2024.03.23

 『能登半島地震による大規模火災で開けなくなっている輪島朝市が23日、金沢市金石地区で出張開催した。

 輪島市朝市組合の組合員ら約30店が参加。輪島での再建に向けた大きな一歩となる。

 雨が降りしきる中、午前8時の開始とともに県内外から大勢の人が訪れた。

 この日のために輪島沖で取れたタコの天日干しを準備してきた組合員の道下睦美さん(57)は「久しぶりにお客さんと話せる場所ができてうれしい」と顔をほころばせ、来場客から「頑張って」と声をかけられていた。

 開催に先立つセレモニーで、冨水長毅組合長は「来場者に笑顔で帰ってもらえるよう精いっぱい頑張りたい。復興までに時間がかかると思うが、今後もよろしくお願いします」とあいさつした。』 23日共同通信が配信した記事の抜粋です。

 ほぼ3カ月ぶりの朝市再開に、関係者の喜びはひとしおではないでしょうか。

 輪島朝市が行われていた場所、テレビから映し出された地震によるすさまじい火災の様子は多くの方が記憶に新しいことだと思います。

 当時関係者の多くは絶望されたことと思いますが、このように再建の第一歩が踏み出せたことは、朝市の関係者だけでなく、能登半島の被災された方々に大きな希望を与えてくれたのではないかと思います。

 このように一歩ずつでも復興に向けて前進し、一日も早く能登半島に日常が戻ってくることを願って止みません。

 そして私たちも東日本大震災と同様、いつまでも寄り添う気持を忘れてはならないと考えます。