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国内も変異株ワクチン開発に着手 <5月9日>

2021.05.9

 大阪875人、東京1032人の新たな感染者、北海道は506人で過去最多というニュースが流れた9日、共同通信は『国産の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)を手掛ける製薬ベンチャーのアンジェスと大手の塩野義製薬は9日、変異株に合わせたワクチン開発にも着手したことを横浜市で開かれた日本感染症学会学術講演会で明らかにした。

 変異がある南アフリカ株などでは従来ワクチンの効果が弱まる可能性が指摘されている。アンジェスはウイルスの遺伝情報を生かしたDNAワクチンを開発中。既に進めているものとは別に、南アフリカ株やブラジル株に対応できるワクチン候補の検討に入った。

 塩野義製薬は組み換えタンパクワクチンを開発中で、どんな物質を投与すれば変異株への免疫がつくかを調べ始めた。』という記事を配信しました。

 外国で開発されたワクチンは思うように入手できず、さらに変異株に関しては有効性が弱まるなどの報道がある中、今回のニュースは日本人として大変頼もしく喜ばしい内容だと思います。

 副反応の対応や開発コストなどで、国内ではワクチン開発を積極的に行わないという話を耳にしたことがあります。

 しかし新型コロナの感染状況が長期化し、変異株などでますます感染の勢いが増す中、唯一ともいわれる頼みの綱がワクチンであり、国内での開発は誰もが待ち望むことではないでしょうか。

 変異株にも高い有効性を持つ国産ワクチンが、一日も早く市場に出回ることを期待したいと思います。