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東京で“山梨モデル”は導入できるか? <5月4日>

2021.05.4

 『4月30日、政府が全国の都道府県知事に対し導入するように通知したのは、2020年6月から開始された感染防止策「やまなしグリーン・ゾーン構想」、いわゆる“山梨モデル”です。

 この“山梨モデル”では、飲食店の場合、座席間隔が1m以上確保されているか、30分に1回2方向の窓を全開にして5分間の換気をしているか、エレベーターに乗る人数は制限されているかなど、39ものチェック項目があります。

 しかもこの項目を実際にチェックするのは県の職員などの第三者。この項目をクリアすると「感染対策お墨付き」のグリーン・ゾーンと認証され、ステッカーが配布されるという仕組みです。(途中省略)

 東京都の人口は山梨県の約17倍、飲食店数も東京都は山梨県の約30倍を抱えています。そんな中、自治体の職員などが1店舗ずつ感染対策の調査・確認をして、認証するシステムをそのまま当てはめるのも難しい部分があるとの議論があります。』4日FNNプライムオンラインが配信した記事です。

 山梨県の感染者が非常に少ないという状況は、テレビのニュースや報道番組で多くの方がご存じのことと思います。

 2回目の緊急事態宣言が解除され感染が落ち着いていた時期に、用事があって山梨に行く機会がありました。

 とにかく外に出ている人や車が異常に思うほど少なく、不要不急の外出がない状況が一目瞭然でした。

 また、食事をしたお店がグリーン・ゾーンと認証されていたかどうかは気が付きませんでしたが、座席間隔が1m以上確保され、窓は解放状態で消毒液などの準備も充実、お水はセルフサービスなど感染予防の対策は万全のように感じました。

 さらに客が帰った後のテーブルなどの消毒も2種類の消毒剤を使い念入りに行っており、お店の感染予防も十分に徹底されていると感じ、感染者が少ない理由が理解できたような気がしました。

 人口やお店の数から考えて大都府県が同じことはできないまでも、“山梨モデル”を参考に、できることを実践することが重要だと思います。