『石破首相は7日の参院予算委員会で、アメリカのトランプ大統領が日米安保条約のもとでは日本がアメリカを守ることはないとの趣旨の発言をしたことについて、「わあ大変とは思わない」と述べ、冷静に受け止めるべきだとの認識を示した。
石破首相は「大統領は前の任期の時も同じようなことを言っていた。突如としてこういうことを言い始めたわけではない」と指摘した上で、「日本はアメリカを守る義務はない。
それはそうだが、日本はアメリカに基地を提供する義務を負っている。これは他のどの国も負っていないもので、一方的にアメリカが日本を守り、日本は一方的に守ってもらっているという、そういう関係だけではない」と強調した。
その上で、日本のアメリカへの基地提供義務について「そのことがどれほど重要な意味を持つか、日本の工業力、治安、親米感情、インフラストラクチャー、これがアメリカの世界戦略にどれだけの役割を果たしているか等々、そういうことはきちんとお話をしていかねばならない」との意向を示し、「トランプ大統領がこう言ったから『わあびっくり』と『わあ大変』ということで私は思っていない」と述べた。』 7日、FNNプライムオンラインが配信した記事です。
トランプ大統領は就任以来、関税の引き上げを始め様々な発言でアメリカファーストを進めており、今回の発言もその一環のように思います。
これに対して石破首相の 「わあ大変とは思わない」 という発言は、大変頼もしく感じました。
今後この考えをしっかりトランプ大統領に伝えて、理解を求めるようにしてほしいと思います。
それにしても、良いか悪いかは別にしてトランプ大統領の勢いはすさまじいように感じますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。
『神奈川県内に拠点を置く企業のうち6千社余りが、1年以内に倒産する高いリスクを抱えていることが、帝国データバンク(TDB)横浜支店の調査で明らかになった。
とりわけ建設業と製造業で目立ち、物価上昇や人手不足の影響を受けやすい中小企業ほど経営が圧迫されている実態が浮かび上がっている。』 6日、神奈川新聞経済面に掲載された記事の書出しです。
記事には、倒産危機や業種別の状況、原因など調査に基づく根拠などが掲載されていました。
中小企業が中心の内容ですが、6000社もの企業が倒産の危機となると、そこで働く従業員や家族の生活を考えた時、大変大きな社会問題ではないでしょうか。
物価の高騰が続く現在、ハイレベルな賃上げや最低賃金の大幅な引き上げ、さらには人手不足など中小企業にとっては収益を圧迫する要因が重なる状況の中で、自社の経営努力だけではどうにもならないという企業も多いのではないかと思います。
政府の経済対策の中に、こうした企業への救いの手も是非差し伸べてほしいと思います。
『市議会委予算案を否決』 5日、神奈川新聞の地域面に掲載された記事の見出しです。
記事は 『大和市議会厚生常任委員会が3日開かれ、付託された2025年度当初予算案を審議した。
新規計上された 「放課後児童のエンジョイスポーツ事業」 についてその必要性を疑問視する意見が相次ぎ、採決の結果、可否同数となって委員長の判断で否決した。』 と始まっていました。
議会の流れは、この結果を本会議で委員長が報告し、本会議での審議を経て採決されるというのが一般的です。
しかし付託された委員会での結果は当然重視されると考えられることから、大和市の2025年度当初予算案は否決される可能性が高いのではないでしょうか。
本会議でスンナリ可決されるようであれば付託された常任委員会審議の意味がなくなります。
開成町議会も、5日に2025年度当初予算案の趣旨説明が終了し、6日から予算審議に入りますが、開成町の場合は予算特別委員会を設けて予算審議を付託することになっており、12日までの特別委員会の審議を受けて13日に本会議で採決する運びとなっています。
2025年度当初予算案の内容は既にマスコミから報じられていますが、過去最高額の予算となっています。
この予算案について、予算特別委員会でどのような議論が展開され、その結果どのような採決になるのか、予算特別委員会を含め予算審議はライブ配信されますので是非ご覧ください。
『衆院本会議で4日午後、2025年度予算案について採決が行われ、自民・公明両党による修正案が、自公、日本維新の会などの賛成多数で可決、衆議院を通過した。
当初予算案が国会で修正されるのは、1996年以来29年ぶりで、さらに減額修正は、55年の鳩山一郎内閣以来70年ぶりとなる。』 4日、FNNプライムオンラインが配信した記事です。
記事は、 『予算案は4日中に参院に送られ、政府与党は3月中の成立を目指す。』 と結ばれていました。
衆議院で採択されれば、参議院では数から考えると採択されるのではないでしょうか。
当初予算案が国会で修正されるのは29年ぶり、減額修正は、70年ぶりとのことですが、少数与党の試練ともいえる来年度予算案審議だったように思います。
4日から始まった開成町議会3月定例会議も、会議の中心は来年度予算案の審議であり、総額が過去最大となった予算案が町民の皆さんの幸せの向上につながるよう、議会としてはしっかり審議していきたいと思います。
3月3日はひな祭りです。ひな祭りを調べてみると 『ひな祭りとは、3月3日の桃の節句のことで、女の子のお祝いをする日。女の子の健やかな成長や幸せを祈って、お祝いをします。』 とのことです。
開成町では、築300年の古民家瀬戸屋敷で 「瀬戸屋敷ひな祭り」 が2月15日(土)から3月3日(月)までの17日間開催されます。
地元の蔵から発見された300年前の 「享保雛」 や瀬戸屋敷収蔵の人形の数々や婦人会手づくりの 「つるし雛」 10,000個以上や高さ2.4mの 「大つるし雛」 が所狭しと展示されています。
3日が最終日となりましたが、今年も大変多くの方にご来場いただきました。
我が家でも、娘や孫たちのおひな様を飾り家族みんなでお祝いしました。
特に2月18日で1歳になった孫は、初節句のお祝いでした。健やかに成長し幸せになってほしい、じーじの願いです。