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コロナワクチン、1億2000万回分供給 <8月9日>

2020.08.9

 『加藤勝信厚生労働相は7日夕、英アストラゼネカ<AZN.L>から1億2000万回分の新型コロナワクチンの供給を受けることで同社側と基本合意したと発表した。

 加藤厚労相によると、1人分に何回の投与が必要かによるが、2回の投与が必要なら6000万人分となる。 まず来年、1─3月に3000万回分の供与を受ける。』ロイターが配信した記事です。

 先日ロシア政府が新型コロナウイルスのワクチン開発に成功し、10月から無料で大規模な接種を始めるという発表の記事を紹介しましたが、ロシアのワクチンはあまりに突然の話であり、日本とのかかわりも特になく、身近に感じることはできませんでした。

 しかし今回の英アストラゼネカのワクチンは、ワクチン開発の当初から世界中で話題になっていたワクチンであり、しかも日本でも供給を受けることができるというのは大きな朗報だと思います。

 緊急事態宣言が解除されて以降、感染拡大防止と経済活性化が叫ばれている中で、毎日感染者数が拡大傾向にある現状を考えると、安心して使えるワクチンや治療薬の存在なしには沈静化は不可能のように思います。

 来年の1-3月がスタートとなるようで、まだまだ先の話ではありますが、何となく光が見えてきたような明るいニュースではないでしょうか。

 それまでは「新しい生活様式」をしっかり守って感染しないよう気を付けなければなりません。「君主危うきに近寄らず」にならって自己防衛が大事だと思います。