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中国、戻らぬ海外客 <4月28日>

2024.04.28

 『海外から中国への旅行客数が伸び悩んでいる。

 中国メディアによると、2023年の外国人入国者は、コロナ禍前の19年の半分以下にとどまった。

 日本への外国人旅行客はほぼ戻っており、中国の不振ぶりが際立っている。

 特にビザの取得が20年以降必要になった日本人は「ほぼ行かなくなった」(日系大手旅行会社の関係者)という。』 28日、時事通信社が配信した記事の書き出しです。

 記事には、その理由として。

 『日本人はかつて訪中外国人の1割近くを占めていたが、ビザがネックとなり、JTBや日本旅行は中国のパッケージツアー販売を中止したままだ。』

 『改正反スパイ法が施行され、外国人の拘束が相次いだことを受け、中国への渡航を控える動きも広がった。(途中省略)その背景には 「地政学的な緊張がある」 と指摘した。』

 『中国の観光ビザの取得には、渡航者本人が同国の在外公館などに足を運ぶ必要がある。中国を発着する国際線の便数も減ったまま。』 などの掲載がありました。

 日本は現在円安の影響もあってか、インバウンド絶好調という状況で箱根湯本駅付近もまるで国際線のロビーにいるような状況です。

 一部の観光地ではオーバーツーリズム(オーバーツーリズム(英語:Overtourism)とは、 観光地に過度な観光客が押し寄せることで、地域住民の生活及び自然環境、そして景観に対して負の影響を与える状況のこと)の報道もあり、訪日外国人は大変多いという状況で、中国とは大きな違いが有ると思います。