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一般質問その2 <3月8日>

2019.03.8

 昨日のブログで、『一般質問は議員が町の行政全般について、業務の執行状況、将来の方針等について質問し、また町民からの意見や要望について町に訴える、議員として大変重要な場であります。』と述べました。

 5日、3月議会の一般質問3件傍聴しましたので、それぞれ私の勝手な感想をつづりますが、該当の方にはお許しいただきたいと思います。

 初めの質問は、佐々木昇議員の『被災時に対応できる体制は十分か』でした。

 具体的には、『有事の際に迅速かつ的確な対応ができるための体制づくりと実践的な防災訓練の実施について町の見解を問う。』というものでした。

 「業務の執行状況」に関する質問であり、3.11の近づく中で大変時期を得た質問内容だと思いました。

 質問の中で『現在の訓練には疑問が残る。』という指摘もあり、まさに住民の声を反映した質問でした。

 町の回答は、現状の内容を説明した一般的なもので、特に頭に残るようなものはありませんでしたが、山がなくがけ崩れがない・海の近くでもなく津波の心配もない平坦で面積の極めて小さい町では、有事に対する臨場感を持つのはなかなか難しく、自治体独自の画期的な対応をするような答弁はできないのが現実だと思います。

 6日の神奈川新聞で『災害列島・日本』という1面全部を使った特集記事で、3.11を始めとした国内で起こった大きな自然災害の状況が掲載されていました。

 このように国内でここ数年のうちに、これまで経験したことのない大災害が発生し、また歴史をさかのぼれば、酒匂川の氾濫や富士山の噴火もあり、有事を考えた万全な取り組みは間違いなく必要であります。

 「災害は忘れたころにやってくる」という言葉もありますが、佐々木議員には今後も引き続き災害対策の状況を定期的に確認し、町民の安全確保に取り組んでほしいと思います。