『妊娠望み18年、最高月60万円出費も・・・「何も残らなかったと思っていたけど・・』15日沖縄タイムズが配信した記事のタイトルです。
記事は『不妊治療を経験…今度は支える側に
妊娠や出産に関する情報を提供し不妊を体験した人たちの交流の場をつくろうと、任意団体「おきなわ妊活・不妊サポート協会」がこのほど発足した。
メンバーのうち3人は、治療経験者が仲間を支える「不妊ピア・カウンセラー」の認定者。定期的なおしゃべり会や個別カウンセリングの開催を通して「苦しんでいるのは、あなた一人じゃない」とメッセージを送る。』と始まっていました。
そして記事は不妊治療を行っている方々の状況や、治療の効果が得られなかった方の『子どもも、貯金もないむなしさを他人には打ち明けられず、親戚の集まりでも肩身が狭かった」。シーンとした病院の待合室で「この気持ちを誰かと共有できたら、どんなに心強いだろう」と切実に思い描いた。』という辛い胸を内が記されていました。
少子化に伴い、対策のための子育て支援が叫ばれる一方で、子どもを産みたくても授からない夫婦が大勢いて、不妊治療で共通の辛い思いをしている方々が寄り添える仲間造りが始まっているようです。素晴らしいことだと思います。
不妊治療について、国や地方自治体はもっと手厚い支援を考えてもよいのではないでしょうか。