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命を軽視 <3月14日>

2019.03.15

 『猟友会所属の女性議員のSNS投稿写真が炎上「命を軽視」』14日福井新聞オンラインが配信した記事のタイトルです。

 記事は『福井県高浜町議会の児玉千明議員(30)がSNS(会員制交流サイト)フェイスブックなどに掲載していた、獣肉や自身を写した写真や文章が「命を軽視するような行為」で不適切だとして、東京の動物愛護団体が3月13日までに、児玉議員の辞職を求める要望書を同町議会事務局に送付したことが団体への取材で分かった。

 また、この写真などが別のSNS上で頒布されたことなどから、同町議会事務局に8日以降、100件を超す抗議のメールが送られる事態となっている。』と始まっています。

 要望書の内容として記事には『要望書では「議員の立場にありながら、SNSで命を軽視するような行為を是認することは、大人だけでなく子どもの倫理観の欠如を助長させることにつながる」などとし、議会に対し児玉議員を辞職させるよう求めている。』と記されています。

 記事は一方で『児玉議員は取材に対し、投稿は「残酷、きたないなどの鳥獣処理の悪いイメージを払拭するのが目的だった」とし「不快にさせ、さらに町などに迷惑をかけてしまったのは申し訳なく反省している」としている。一方で写真の流用や脅迫するメールがあったことから「法的手段を検討したい」としている。』と伝えています。

 動物愛護団体と議員それぞれの言い分があってのようですが、このような大きな反響につながることを予想せれていたのでしょうか。

 動物でも命を軽視することはあってはならないと思いますが、一方で農作物や植樹した苗が鳥獣被害にあうというのも現実、難しい問題だと思います。

 高浜町は日本海に面し京都の舞鶴市に近いところで、人口は1万人強、面積は72.4㎢で松田町と人口はほぼ同じ、面積は倍近い町のようです。

 普段は全国的に知られることのない地方の町でも、議員という選挙でえらばれ公職にある方の発信は、このように大きな反響につながるのだと驚きました。