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地球温暖化その2 <10月16日>

2020.10.16

 地球温暖化に関して、日本全国をまわって講演をしているドイツ在住の環境活動家谷口たかひささんの話、2回目を掲載します。

 現在の地球変動は地球の温度が1度上がったから起きているといわれているとのことです。

 1度なのかという気もしますが、人間の体温に置き換えて考えてみれば、体温が1度上がると昨今で言えば新型コロナの疑いが出てきます。2度上がったらかなり大変で3度4度上がったら生死にかかわるようになります。地球の温度も同じようだと説明しています。

 異常気象が増えた場合、世界の中で日本はどれくらい危ない国かというと、フィリピンに次いで世界第2位だそうです。

 なんで温暖化がおきるのか、一つ目は「強欲と無関心」だと話しています。今でも十分便利なのにもっと便利になりたい、もっといろいろな物が欲しいという「強欲」、そして地球温暖化など私には関係ないという「無関心」とのことです。

 大量生産大量消費で経済が発展してきましたが、それが地球温暖化につながっているというのです。

 1年間に使う資源の量が1年間で再生すれば持続可能ということになりますが、現状の日本では再生するのに2.9年約3年かかるということで、日本では地球2.9個分の資源を使い、アメリカは5.3個分、世界平均でも1.7個分の資源を消費しているとのことでした。

 つまり子や孫その先々の子孫の分まで奪って、地球の資源を使い今の豊かな生活を過ごしているということになるようです。

 地球温暖化の影響で多くの動植物が絶滅の危機にさらされているとのことですが、その中で絶対に絶滅させてはいけないもの。それはミツバチだそうです。花粉を運び多くの植物を繁殖させるミツバチが絶滅すると、その4年後に人類は滅亡するとアンシュタインが言ったそうですが、現在のスピードではもっと早くなり4年はもたないと言っていました。

 何で地球温暖化が起きるのか話はまだありますので、掲載も続けます。