ブログBlog

New Entry

Category

地球温暖化防止活動から学ぶこと

2014.10.9

IMG_0347

(町の施策について 開成町の発表)

 10月8日、平成26年度神奈川県地球温暖化防止活動推進員地区研修会が、小田原市の合同庁舎で開催され約20名が参加し、私も出席しました。

 地球温暖化防止活動(温室効果ガス排出抑制であり具体的には節電省エネ等で二酸化炭素の排出量を削減する取り組み)の、町の施策について地元開成町とお隣の大井町の発表があり、開成町は環境防災課長が発表しました。 

 開成町の環境の施策(地球温暖化防止関連)は、6つの活動を柱として実施していますが、その中で今年度の目玉は町内にある約1400灯の防犯灯をLED化したことです。これは行政が取り組んだ活動で、大きな節電成果になりました。

 しかし近隣の推進員の方は、行政は「目標を設定しない」「活動の検証をしない」「結果を公表しない」だから節電が進まなかった。しかし自分が民間の手法を取り入れ無駄を無くしたら大幅に節電効果が出たと発言されていました。

 行政の方には耳の痛い話かもしれませんが、その方の発言を聞いていて、節電の活動は氷山の一角ではないかと思いました。これはどこの市や町でも同様ではないでしょうか。

 民間の手法、つまり<目標を明確にする> <懸命に活動する> <活動の状況を検証する> <結果を公表する> そして不具合が指摘されたら良くなるまで徹底的に改善するとの発言。これは民間では当たり前の、どんな活動にも必要なサイクルだと思います。 

 研修での意見を聞いていて、民間の手法はまだまだ行政改革の大きな力になれることを確信しました。“変える勇気”湧いてきます。