『静岡県裾野市の保育園で園児を虐待したとして、当時働いていた保育士3人が逮捕された事件で、そのうちの2人が悪ふざけが常態化してまひしていたという趣旨の供述をしていることが分かりました。』 9日静岡朝日テレビのニュースです。
国にとっても地域にとっても宝物と言われる子どもの扱いが、 「悪ふざけが常態化してまひしていた」 とは、とんでもない話だと思います。
大きなけがにつながったという報道が無いのがせめてもの救いです。ニュースでは園長も事件の口止めをしていたとされており、こうなると監督行政の責任も重大ではないでしょうか。
この事件をきっかけに、政府は全国の幼稚園・保育園をしっかり点検するよう指示すべきだと考えます。
幼稚園・保育園など幼い子どもの施設や、高齢者施設、障がい者施設で入所者に対する職員の不始末を伝える報道がここ数年増えたように思います。
幼稚園教諭や保育士、介護士などの賃金が低いという現実も耳にしますが、弱い立場の大切な命を守る従事者です。従事者の質を向上させるためにも早急に処遇の見直しも必要ではないでしょうか。
少子高齢化が進む中、安心して保護者や家族が任せられる施設の環境整備は、国や地方自治体の重要な役割だと思います。
二度とこのような事件が起こらないよう、早急に対策すべきではないでしょうか。