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武漢からの恩返し <2月27日>

2020.02.27

 『「支援物資の恩返し」武漢を代表し渋谷でマスク配るかぶり物の中国人女性話題に』26日夜、毎日新聞が配信した記事のタイトルです。

 記事は『<武漢からの恩返し>と書かれた段ボール箱から1枚、また1枚と道行く人にマスクを配るかぶり物姿の中国人女性が話題になっている。

 この光景を撮影した映像が26日までに中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」などで1900万回以上も再生された。撮影場所は東京・渋谷。時間は23日正午前から午後4時ごろまで。配布を手伝う男性数人の姿もあった。

 映像のコメント欄には中国語で「武漢市民から日本人への感謝の気持ちを伝えてくれてありがとう」などと共感の声が並ぶ。

 新型コロナウイルスによる肺炎が広がった武漢には日本政府が各国に先駆けて支援物資を届けたほか、日本から届いた段ボール箱に「山川異域 風月同天(離れていても、私たちは同じ空を見ている)」という漢詩が書かれていたことも中国で話題になっている。

 しかし、封鎖された武漢から日本まで恩返しに来るのは難しそうだ。ネット上の投稿を手がかりにかぶり物の中の人を探したところ、来日10年になる中国人女性だった。

 大学院在学中に広告会社を創業し、モデルや漫画家としても活動する。米誌フォーブスの名物企画「次代を担う30歳以下の30人」にも選ばれていた。

 マスクを配った理由をメールで問い合わせると即座に返事が返ってきた。<こんな伝染病を日本にもたらして申し訳ない気持ちでいっぱいです。それなのに日本人は武漢に支援物資を送ってくれた。武漢市民を代表して恩返しをしたかった>

 配布したマスクは1000枚で、500枚は中国人女性経営者が中国から買い付けたものを寄付してくれた。残りの500枚は2週間かけて通販で買い集めたという。

 何度目かのやりとりで苦しい胸の内がのぞいた。<武漢では感染を広げないように多くの市民が自宅に閉じこもっています。どうか逃げた人たちのことは許してあげてください>

 マスクを受け取った日本人から「シェイシェイ(ありがとう)」「ジャーヨー(頑張って)」と頭をなでてもらった。

 同じような活動をしたいという中国人グループからも声がかかるようになったという。』チョット長いですが、読んでいるうちに温かさを感じ感動しました。

 新型コロナウイルスの感染で世界中が戦々恐々としている中、一筋の光のように思います。