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涙が止まらなかった <8月1日>

2021.08.1

 『女子400メートルメドレーリレー決勝で日本(小西、渡部、池江、五十嵐)は3分58秒12の8位。メダル獲得はならなかった。金メダルはオーストラリアで3分51秒60だった。

 白血病から復帰した池江璃花子(21=ルネサンス)は第3泳のバタフライを泳いだ。レースを終えると池江は涙が止まらなかった。「すごいプレッシャーの中でやっと決勝に残ることができて…」と涙。

 「この5年間いろんなことがあって…一度はあきらめかけた東京五輪でしたけど、リレーメンバーとして決勝の舞台で泳ぐことができてすごい幸せだったと思います。

 自分が結果出せたわけじゃないけど、ほんとに自分が出られるかわかんない状況でここまできて。こうやって無事に五輪が開催できて、また、ここで戻ってくることができて本当にうれしいです」と清々しい表情を浮かべた。(途中省略)

 19年2月に白血病を公表。20年8月の大会でレース復帰してから1年足らずで五輪の舞台に立った。三度目の正直で決勝にたどり着き、夏を終えた。』1日スポニチアネックスが伝えた記事です。

 白血病の治療で我々には想像もつかない苦しい思いをして、そこからこの舞台に戻ってきた池江選手の胸中は察するに余りあります。

 テレビの前でこの感激を一緒に味わえるだけで、幸せな気持ちになれます。

 オリンピックは日常では味わうことができないドラマを見ることができ、コロナ禍ですさんだ気持ちに元気と勇気を与えてくれます。

 無観客という異例の開催になった東京オリンピックですが、テレビ観戦でも十分に感動を味わうことができると思います。

 オリンピックの開催を理由にして出かける人もいると聞きます。池江選手が無事五輪が開催できてうれしいと言われたように、選手のことを思えば後半戦に入ったオリンピック、感染拡大を食い止めるために、家のテレビで観戦しましょう。それが私たちが今できる選手たちへのエールだと思います。