（松田警察署開成駅前連絡所）

開成駅前には交番が無く、駅前連絡所の建物はありますが常駐の警察官がおりません。

　現在駅周辺の治安維持は、日中は警察ＯＢの方に、夕方からは安全サポーター（通称駅ボラ）の方々の活躍に依存している状況です。

　町長選挙立候補予定者の公開討論会でも、駅周辺の防犯がテーマになり、早期に交番の設置が必要であるとの認識は共通でしたが、相手の発言の中で、「駅ボラのお蔭で防犯が出来ているため、交番の設置が遅れているのでは」との話がありました。

　暫定対策が、本来の交番設置を妨げているとすれば、県に対し明確な説明をする必要があると思います。

　忙しい中、駅前の安全を保つため頑張って下さっている駅ボラの皆さんにも、このような話は失礼ではないかと思います。

　駅前の交番は、防犯機能だけでなく、落し物や道案内等も重要な仕事です。この３ヵ月間私が毎朝１時間１５分、駅前でご挨拶をしいますが、落し物や道を尋ねられることがしばしばありました。

　私は、暫定対策はきちんと行いながら、①開成駅を拠点とした広域交通網の整備による駅利用者の拡大　②企業誘致や商店街の盛況による駅前の集客増　③駅利用者の増大に伴う急行の停車　を強力に推進することにより、開成駅交番の早期実現に向けてあらゆる手段で働きかけていきたいと思います。

　“行動無くして成果は生まれません”現場主義の「すばやい」対応が必要です。