昨年の箱根の観光客が1257万人で過去最低だったという記事が新聞各紙の地域面に大きく掲載され、神静民報はトップ記事で取り上げていました。読売新聞は「コロナ直撃例年の6割」と大文字で綴られていました。
例年箱根湯本駅付近の歩道では外国語が飛び交っていましたが、今は日本語以外耳にすることはなく、数字が示す状況はよく理解できます。
4日の箱根湯本は雨の影響もあるのかもしれませんが、車も人もまばらでまさに緊急事態宣言の発出や感染拡大防止の自粛を反映する光景でした。
今回の宣言では飲食店などを中心とした補償であり、観光業は非常に厳しい環境におかれ、私が営む日帰り温泉もお客様の数はまさに新聞記事通りの状況です。
ワクチン接種が進んでいる国はその効果が現れてきているようですが、日本はワクチン接種のスピードが上がってきているとはいえ、まだまだ感染状況は高止まりの状況です。
今の状況では今年も過去最低となった昨年の記録を更新するのではないか心配です。
一日も早く箱根に観光客があふれる日が来るよう、願わずにはいられません。