『衆院は15日の本会議で、立憲民主党などが提出した内閣不信任決議案を自民、公明、日本維新の会などの反対多数で否決した。
菅義偉首相は新型コロナウイルス対策の切り札と位置付けるワクチン接種を優先させるため、今国会での衆院解散を回避。
感染を早期に抑え、東京五輪・パラリンピックを成功させて政権浮揚を図った後の方が望ましいとの判断に傾いており、10月21日に議員の任期満了を迎える衆院の解散は9月となる公算が大きくなったとの受け止めが政権内で広がっている。』15日夕方共同通信が配信した記事です。
10都道府県に緊急事態宣言が発令され、政府が実施を前提で進めている東京五輪・パラリンピックを目前に控える現在、野党から提出された内閣不信任案に対していきなりの解散はありえないと考えるのが普通ではないでしょうか。
今、国会議員が行うべきは、与野党ともに党利党略ではなく国民のために、新型コロナの収束に向けた取り組みをしっかり加速させること、東京五輪・パラリンピックをどのようにしたら安全安心に開催させることができるのかなど、目の前にある大きな課題に真剣に取り組むことだと思います。
皆さんはどのようにお考えでしょうか。