『レジ袋有料化が始まって間もなく1年。エコバッグを持参して買い物に行く人は多い。だが、それは本当にエコなのだろうか。』１３日、AERAが配信した記事の書き出しです。

　ポリ袋の使用量を減らす目的でレジ袋有料化が始まり、そのため確かにエコバッグを持参して買い物に行く人が多くなり、我が家でもエコバックを使用しています。

　記事には、英国の環境庁が２０１１年に発表した調査では、「地球温暖化の可能性」をレジ袋より少なくするには、エコバッグを１３１回使う必要があるとの掲載がありました。

　では、「レジ袋は辞退してエコバッグ」と「レジ袋をもらい続ける」。どっちがエコなのか？

　　専門家は 「レジ袋を買ったほうがエコだと思います。エコバッグを作って、洗って、捨ててとなると、環境コストを回収するのは本当に大変。レジ袋は買って、必ず『複数回』使い、廃棄する。その方がトータルで見れば絶対に環境負荷は低いです」と伝えています。

　専門家の指摘ではレジ袋に対してエコバックは、１００回以上使わなければエコバックの生産から破棄までを考えるとレジ袋より地球温暖化防止の効果は少ないとのことですが、レジ袋が魚の体内から出てくる映像が目に入れば、レジ袋の使用をためらわざるを得ないというのも心情です。