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国内ワクチン開発を強調 <2月17日>

2021.02.17

 医療従事者に対する先行接種が開始された17日、産経新聞は『菅義偉(すが・よしひで)首相は17日の衆院予算委員会の集中審議で、同日から国内初の接種が始まった新型コロナウイルスワクチンに関連し、「ワクチンを国内で開発・生産できる体制を確立することは極めて重要な危機管理だ」と述べ、国産ワクチンや治療薬の開発を目指していく考えを強調した。』という記事を配信しました。

 欧米やロシア中国などが新型コロナウイルスワクチンの開発生産に名を連ねる中で、国産ワクチンや治療薬の開発はどうなっているのだという疑問は、多くの日本人が持っているのではないでしょうか。

 そのような状況下での菅総理の発言は大変頼もしく思いますが、現状がどうなっているのかなど具体性がなく、国産ワクチンの実感がわきません。

 世界中がワクチンを待ち望む現状を考えると、日本は外国のワクチンに頼ることなく国産で対応できればと誰もが考えることであり、また国際社会の中で日本の役割でもあるように思います。

 首相はワクチン開発・生産の考えを強調するだけではなく、人材や資金の援助について具体的な見解を述べて、より現実的な話にして欲しいと思います。