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夏の絵日記「令和元年開成町戦没者追悼式」 <8月15日>

2019.08.15

 終戦から74年目を迎える15日、開成町では酒田地区慰霊塔前と吉田島地区供養塚前で、それぞれの地区別に戦没者追悼式が行われ、私は酒田地区慰霊塔前の追悼式に参加しました。

 12時前から、日本武道館で行われている政府主催の全国戦没者追悼式の模様をラジオから流し、12時には町のサイレンとともに1分間の黙とうを行います。

 酒田地区に参列したのは15人程度でしたが、戦後74年、遺族会員も高齢化で年々参加者が少なくなっているように思います。

 台風の影響で時折強い雨が降るという天候でしたが、式典の間は幸い雨もやんで傘を差さずに無事終了することが出来ました。

 今年は新しい年号で終戦記念日を迎えることになりましたが、年を重ねるごとに遺族会員も減っていくのが現実。戦争の記憶を若い世代に継承し、悲惨な戦争を風化させないためにも遺族会の役割は大変重要だと考えます。

 午後からは平和のつどいが行われ、戦時中の曲のコーラスや太平洋戦争中北足柄村(当時)内山の建物に拘留されていた外国人の様子を、英国人の日記を基にした紙芝居などで紹介されました。

 戦争当時を振り返り、その時代に生きた方々の辛い悲しい思いを知ることはとても大切なことだと考えます。

 戦争の悲惨さ、平和のありがたさを伝承するうえで、平和のつどいは大変重要な催しだと思いますが、会員が減少していく中、今後どのような形で遺族会がこのような催しを継続して行くのかは大きな課題であり、国や地方行政が今まで以上に積極的にかかわっていく必要があると思います。

<きれいに掃除の終わった慰霊塔(1枚目)戦没者追悼式(2枚目)平和のつどいコーラス(3枚目)紙芝居と朗読(4枚目)>

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