『厚生労働省は新型コロナウイルス感染後の重症化を防ぐと期待される「抗体カクテル療法」について、自宅療養者への往診でも使用を認めると、都道府県などに通知した。
短期入院や外来、宿泊療養施設などに限っていた活用範囲を拡大した。』18日朝日新聞デジタルが配信した記事です。
記事によれば対象は『発症から7日以内の軽症者や酸素投与が必要ない中等症者で、50歳以上、肥満、糖尿病など、重症化リスクのある患者』とされています。
医療機関のひっ迫で入院できずに在宅療養を余儀なくされている中、在宅療養中の死亡なども報道される昨今、重症化が防げる治療を往診でできるようになれば安心につながる朗報だと思います。
ワクチンの接種が進み、往診での治療にも新たな進展があり、これで自宅で服用できる治療薬が普及すれば収束も見えてくるような気がします。
ただ、光が見えたとはいえ今はまだトンネルの中、確実に抜けるまでは、3蜜を避け、換気マスク着用手洗い励行など感染防止策をしっかり行うことが重要だと思います。