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朝ラー <1月28日>

2021.01.28

 緊急事態宣言が再発令され飲食店の営業を午後8時までと要請されている都内で、ラーメン屋さんが朝6時から営業を始めるという奇策を報道した記事が、28日朝日新聞デジタルから配信されました。

 記事は『時短営業で思うように営業できない飲食店が編み出した「奇策」の現場を、記者が見にいった。』と始まり、

 『吉祥寺駅前のラーメン屋「洞くつ家(や)」は緊急事態宣言中、朝6時から営業中という。27日、開店前に訪ねた。

 社長の永井康介さん(46)は「小雨だし、今日はひまですよ」と予言したが、6時の開店と同時に若い男性5人が入ってきた。

 朝まで飲んだ後で「シメのラーメン」だという。隣の席には若いカップル。男性は24時間営業のジムで体を鍛えた後で、「ラーメンくらいなら太らないでしょう」<途中省略>

 通常の開店は午前11時だったが、「朝に食べたいという人が想像以上にいた」と永井さん。トラックやタクシーの運転手、夜勤明けの医療従事者……。

 週末は開店直後から満席もしばしばだ。「なぜか朝6時台に食べたいようです」と苦笑する。宣言解除後も、朝の営業継続を思案中という。「この生活様式に慣れていくだろうから」。』と記されていました。

 通常11時からの開店を6時からに変えたという、ラーメン屋としては奇策が功を奏したという内容です。

 人が集まる飲食店に入りたくないというお客様に対し、デリバリーサービスが生まれ、夜8時までで終了という時間短縮要請から早朝営業がスタートする。

 このように時短要請されている飲食店が普段では思いつかない発想で、お客様を増やすということは、コロナ禍で疲弊している様々な業種でも、何か新しい発想でピンチをチャンスに変えるきっかけになるのではないでしょうか。