『過半議員感染で町議会が流会に』　というタイトルと、太字で　「物価高騰支援など廃案」　と書かれた記事が３０日、神奈川新聞の地域面に掲載され、同内容が　『異例の流会補正など廃案』　というタイトルで神静民報にも掲載がありました。

　神奈川新聞の記事は、　『大井町議会第４回定例会は２９日の最終日、議員の半数以上となる７人が新型コロナウイルスに感染するなどして欠席し、定足数を満たさず流会となった。

　本会議を開けずに定例会が閉会したことで、物価高騰支援策を盛り込んだ総額１億６千万円の一般会計補正予算案など６議案が廃案となった。

　議会関係者らは「過去にも流会の前例を聞いたことがない」と話している。』　と始まっていました。

　この秋から始まった食料品を始めとする日用品の値上げラッシュで、その影響は日常生活を直撃しており、物価高騰支援策は町民にとって大変重要な案件だと思います。

　それ等を盛り込んだ一般会計補正予算案などが廃案になってしまったという事は、大変な事態ではないでしょうか。

　新型コロナの感染を巡っては、ウイズコロナということで様々な規制も緩和されていますが、私はブログでこのような状況にあっては、自分の身は自分で守る自己防衛の感染対策が重要だと訴えてきました。

　大井町の議員の方々も当然そのような心がけでおられたと思いますが、それにもかかわらずこのような事態が発生したという事は、重症化のケースが少ないとされながらも感染力の強力な今の変異株を侮ることなく、十分な予防措置を取る必要があることを、痛切に感じました。

　大井町議会の一刻も早い正常化を願って止みません。