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子どもの体に何が? <3月18日>

2019.03.18

 『50Ḿ走で骨折、片足で立てず・・・子どもの体に何が?』というタイトルの記事が16日、読売新聞オンラインから配信されました。

 記事は『「走っただけで、骨折してしまう」「片足立ちでフラつく」……。自分の体をコントロールできない子どもが増え、簡単な動作をしただけで大けがを負うケースも目立つという。

 日本体育大学の野井真吾教授(教育生理学)がその背景を解説し、子どもたちを守るための対策を提言する。大切なのは、幼児期の体を使った「遊び」だという。』という書き出しでした。

 子どもの体の異変について『「雑巾がけで腕を骨折した」「跳び箱に手をついた際に骨が折れた」「うまくしゃがめない」「片足立ちでふらつく」』など具体的に記されています。

 異変の原因として『簡単な動作で骨折してしまうのは、かつての子どもたちに比べて骨が弱くなっているのが一因と考えられます。』と伝えていました。

 運動能力が低下しているという状況を過去との比較で紹介し、その原因として都市部で空き地などの遊び場が減ったことや、テレビゲームやスマートフォンなどの登場で、子どもの遊びが変化したと指摘していました。

 そして最後に『幼児期に体を使った遊びを体験することが、体の成長だけではなく、脳の働きにも効果があることがわかってきているのです。』や『現代は子どもの外遊びが難しい時代です。

 それと似たような状況作りを、大人が積極的に仕掛けていかないといけないのです。』『幼少期の子どもたちに「ワクワクドキドキ」するような、全身を使った遊びを体験させることが大切なのです。』など対策が記されていました。

 確かに我々の子どものころを考えると、外で体を使う遊びがほとんどで、今のようにテレビゲームやスマートフォンでゲームをするようなことがなかったので、遊び方が大きく違ってきたことは間違いないことだと思います。

 一方、体を使うスポーツで考えてみると、様々な競技で年を追うごとに記録が更新されるなど、体力の進化をうかがわせることも事実です。

 開成町には、たくさんの公園があります。私は前回の町長選挙で、その公園に遊具を置いたり、花畑を作ったり水と遊べる場所にするなど、それぞれ特徴のある公園にして、きれいに保ちいつも子どもたちの声が響き、歓声が上がるような遊び場にしたいと訴えました。

 この記事を読んで、実現できていれば大きな対策の一つになったのではないかと思いました。